300(スリーハンドレッド)

  • 2007/11/23(金) 01:44:24

男くさい兵士の映画・・のはずですが

独特の映像美のおかげで実に美しい画像に仕上がっておりました

そう・・

これはまさに目で見る映画でございますわ

先日のオセローの吉田鋼太郎さんの肉体美に感歎していたら

次にこれですものね〜〜〜

筋肉賛美をするわけではございませんが

やはり鍛え上げた殿方の身体は美しいものですわ

中でも注目したのは若きスパルタの兵士アスティノス役の

トム・ウィズダム

この映画がデビュー作とのことですが

演技だけでなく美しい身体を十二分に生かした素晴らしい身体能力

彼の戦闘シーンはまさに舞踏のようでしたわ

イギリスのアカデミー・ドラマ・スクールで学び

数々の舞台経験を経てきているせいか

とてもデビュー作とは思えない堂々とした存在感でした

ストーリーはテレビCMどおりです(笑)

100万人のペルシャ軍を相手に300人で迎えうつという

ある意味荒唐無稽なお話ですわ

ペルシャ戦争の時のテルモピュライの戦いでの

スパルタの王・レオニダスの伝説ですわね

R−15指定で、殺して殺して殺しまくる映画なんですが

前述したように映像が実に絵画的なせいもあって

それほどえげつなく感じないのですわ

物語に引き込まれるか・・っていうとそういう類の映画ではないですね

これを舞台でやると実につまらないお話になると思いますわ

映像だからこそ、堪能できるものなのでしょうね

たった300人で100万人の敵と戦う・・などと・・

これを無謀と呼ばずして何と呼ぶ?

普通の神経ならばこんな戦をする方がアホですわ

どれほど善戦したとしても全滅するのは明白

それでもこの王のためならば死んで名誉と慕われた王

そして何よりも・・

王という身分でありながら

常に兵士の前に立ちはだかり、先陣を切るという姿勢・・

そして・・「兵士のためなら死ねる」と言い切れる見事なまでの正義への執念

こんな王が本当にいるのなら

女の私でも命をかけて守りたいと思うかもしれませんわ

しかしながら伝説はあくまでも伝説ですわ


もし、続編を作るとしたら

残された、王妃と息子のお話を見たいですわ

この王妃こそが英雄だったと私には見えました

知恵と勇気と愛と政治の意味を知る見事な女性でございました