カリギュラ?

  • 2007/12/07(金) 15:32:05

ケレアとカリギュラは相反していながらも

とてもよく似ている

それはお互い承知しているところだ

二人が対峙するシーンは

とても空気が澄んでいる

ここではどういうわけか・・

頭痛を忘れた

ここでのカリギュラは狂気を捨てて
正気の仮面を被っていた・・

いや・・

真実の仮面を被っていたのかもしれない

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カリギュラ?

  • 2007/12/07(金) 11:19:38

シピオン、ケレア、エリコン

カリギュラを取り巻く3人の男達・・

それぞれの複雑な心の綾・・

シピオンの純粋なる情熱

ケレアの相反する論理

エリコンの忠実な友情


それぞれのカリギュラへの思い・・

それぞれのカリギュラとの対峙・・

思いと立場は違えども・・

彼等一人ひとりの中にはカリギュラの一部を宿していた

と同時にカリギュラもまた・・

彼等を無意識の中に受け入れていたのかもしれない

この作品の中で最も感動を与えてくれたシーンが

シピオンとの対峙・・

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カリギュラ?

  • 2007/12/07(金) 10:30:13

セゾニアという女性は

美しいだけではなく

知性もあれば愛もある
母性もあれば冷静も持ち合わせている

そんな女性がカリギュラへの愛だけに生きた理由は?

彼女がカリギュラを突き放さなかったのは

もしかしたら彼女の愛が

カリギュラの論理を突き崩すことができると信じていたから?

与えるだけの愛

女として理解できてしまう

そして理解できてしまうことに対して
自分に苛立ってしまう

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カリギュラ?

  • 2007/12/07(金) 06:26:35

小栗旬くんのカリギュラは

噂にたがわず美しい

カリギュラの論理に拒否反応を示しながらも

彼の纏う美しさや凄惨さには肯定させられてしまうときもある

カリギュラは破滅しながらも生きようとしている

若い矛盾を感じてしまう

孤独を求めながらも理解を求めている
愛を拒絶しながらも愛を求めている

カリギュラの人間である証拠のようなもの

しょせん人は神にはなれない・・


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カリギュラ?

  • 2007/12/07(金) 05:56:56

12月6日
シアターBRAVA マチネ

原作 アルベール・カミュ
演出 蜷川幸雄
主演 小栗旬


人間には生理的反応というものがある

痛い時には痛いと感じ、
寒い時には寒いと感じる

その生理的不快感や拒否反応は身体で反応する

この作品を観ているうちに私の身体が拒否反応を示した

それは舞台装置のネオン管に対してであったり・・
カリギュラの論理そのものであったり・・

自分があくまでもちっぽけな人間であることの証のようなもの

それでいて少し、そのことに安心したりもした

まず、私の感想はこの拒否反応から始まるのですが

いつものことですが
これはあくまでも私見ですのであしからず

ネタバレも含みます
ご承知の方はどうぞ


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