幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門

  • 2008/04/06(日) 15:04:59

清水邦夫 作 蜷川幸雄 演出

堤真一 主演
(DVDにて鑑賞)


一言で言うと・・・

熱い魂が揺さぶられる何かを感じる舞台・・

と申しましょうか・・

私は学生運動からも浅間山荘事件からも遠い世代の人間です

だから、この演目からその時代の思想と運動とその衰退とを計るというのは
難しい・・

でもどこかに感じるものははっきりとあるのです

理想を追い求め・・現実に叩きのめされ・・

理想こそが実に曖昧で空虚な存在となったとき

人はその空虚を埋めるためにどうするのか・・

特に女として・・桔梗の前にやはり心を動かされてしまう

女が男と対等の強さを求めた時・・

そして男と同じ闘いに身を投じた時

女としての温もりや愛を凍りつかせなければ生きていけない

なんという純粋さなのだろうか・・

その凍りついた魂の中にある温かな悲しみに涙してしまったのです


さて・・感想と言えるのかどうか・・

この作品は好きです
でも・・突きつけられたものに答えを返せない・・

そういう作品でした
取り留めのない戯言になっておりますが、それでもよろしければ
どうぞ・・








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