カリギュラ?

  • 2007/12/12(水) 14:06:56

エリコンに何度も心を持って行かれそうになる

それくらい横田さんのエリコンは魅力的だった

奴隷だったエリコン

権力を持った者たちに鞭打たれ

内心では反抗心を抱きつつ・・

上手に踊り続けていたエリコン

そんな彼にカリギュラは友情を与えた・・

奴隷という身分から開放し、自分の宮殿に招きいれ

友として大切に扱った・・

忠義以上の忠節

立場は違えども・・カリギュラもまた、その魂を鎖に繋がれながら

心から鮮血をほとばしらせて叫んでいるのだと

エリコンは理解していた

だから・・

彼は命をかけてカリギュラの「自由」への道を手助けしてきた

カリギュラが彼を解放してくれたように

自分もカリギュラを解放する手助けができるのなら・・

そう思ったのだろう・・

エリコンはカリギュラのためにまさしく忠実に働いていた

「月がほしい」という彼のために

手に入るはずのない「月」を探し続けた

皇帝暗殺の計画を知り・・

最後まで守り続けると誓った

カリギュラに対するときのエリコンは

まるで兄のように優しい

そこに恐怖心は全くない

苦しみもがくカリギュラの背を優しくさする肉親のようだ

貴方の全てを引き受けよう・・

まるでそう言っているように見える

対して・・カリギュラを害そうとするケレア達へは

強い意志と敵対心を静かながらも表している・・

まさしく・・俳優・横田栄司の力を見た気がする

存在そのものが魅力的なエリコン

登場シーンでは慌てふためく貴族たちの横でタマネギをかじりながら彼等を嘲笑するような態度を取る・・

貴族たちの匂いのことを語るシーンが印象に残る・・

「危険を冒したことのない連中の気の抜けた匂い・・」

その匂いと彼のかじるタマネギが・・

まさしく対照的に見えていた

最後の時まで

エリコンはカリギュラに忠実なまま

カリギュラを殺そうとする暗殺者の手によって

息絶えた・・

決意した意志の通り

カリギュラの傍らで・・

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する