ビューティー・クイーン・オブ・リナーン?

  • 2008/01/09(水) 16:20:31

アイルランドとイングランドの支配と抵抗の歴史

それはこの作品の根底に深く根付くものである気がします

舞台に掲げられた言葉は作中後半でレイの口から明らかにされます

「悪魔に死を気づかれるより30分でも早く天国の一員になれますように」

この言葉の意味するものは一体なんなのでしょう?

天国とは一体どこのことなのか?

もしかしたらそんなものはどこにもありはしないのかもしれない

悪魔は一体何者なのか?

それは私たち全ての中にあるものなのかもしれない

死とは一体?

「死」は全ての人に平等に訪れるもの、決して避けられないもの

望んでも叶えられない・・たどり着くことの出来ない夢と
逃れられない運命・・

そんな風に私には感じられたのですが・・

ちょっとこじつけすぎかしら?



パトのパーティーに参加したモーリーン

彼女はその場でパトと意気投合し、自宅へ招きいれ

彼を誘う

モーリーンは若い頃リナーン1の美女と言われていた
パトも密かに憧れていたのだ

一夜を共にした二人

しかし・・実はこの夜二人は結ばれることはなかったのだ
酔ったパトは結局コトを最後まで行使することができなかったのだ

モーリーンはそれでもパトと結ばれたと信じたかったし彼との夜を大切にしていた

モーリーンに男ができては困るのが母のマグだ

パトに向かって娘は精神を病んで入院してたのを自分が退院させてやったのに、私に手に油を注いで火傷させるような虐待をする女だと娘を罵倒する

そんな母親に対抗するように流しにおしっこ捨てるようなボケ老人の言うことを信じるの?と母の行動を非難する

互いの憎悪を隠すこともしない

パトはロンドンに出稼ぎに出ている

親子の愛憎を目の当たりにしながらもモーリーンを心配し、精神を病むことなど誰でもあること・・と慰めるパト

ロンドンに戻ってから彼は

モーリーンに思いのたけを綴った手紙を送る

その手紙には

「一緒にアメリカに行こう」

と書かれていた・・

アメリカ・・

ロンドンとは違う自由の国

きっと苛めも差別もないはず・・そう信じている「天国」


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