ロープ?〜ソンミから未来へ〜

  • 2008/01/23(水) 00:00:51

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もしもこの日記を覗いてくださった方がいて
読んでくださった方がいたなら
注意だけさせてください。

とても悲惨な事実を掲載しています。
それは目を覆うものかもしれません。
ですが事実です。


戦慄の朝


ソンミ村虐殺についてのサイトです

ミ・ライというのはソンミ村の一地区の名なのです


舞台上から耳をつんざくヘリコプターの音
そこから降りてくる兵士の一人はノブナガだ

ミ・ライの村人は皆仮面をつけている

そして叫ぶノブナガたち

「殺される前に皆殺しにしてやる!」
「俺たちは勇士だ!俺たちは歴史に残るんだ!」

そして虐殺は始まった

「あいつらには私たちの顔が見えていない!みんな同じ仮面に見えるのよ!」

「見てくれ!見てくれ!俺たちには顔がある!」

虐殺を実況するタマシイ

そうそれはまさしく「ソンミ村の虐殺」

タマシイの実況はその全てを克明に
殺された状況・名前まで全てを実況した

それは耳を覆いたくなるような殺戮の様子
凄まじい人間のもう一つの本性

↑に掲載したサイトの全てをタマシイの口から実況されたのです

叫ぶノブナガ
「ベトコン野郎は皆殺しだーー!!」

妊婦・生まれたばかりの赤ん坊・子ども・少女・老人
全てを滅ぼしたのは
こんな青年のおろかな純情だったのだ

まるで世界中が催眠術にかかっているよう
止まれないのか?

止まれるはずだ人類ならば!!

やがて
ノブナガの動きが止まった

「俺たちは勇士か?」

止まったノブナガの目に映ったもの
催眠術から解き放たれた
現実の惨状

かすれるようなか細い叫び声をあげながら
ノブナガは戦場というロープから逃げ出した

そうロープの中では何をしても犯罪にはならない

逃げ惑うノブナガの目の前に
瀕死の女が倒れこむ

女は股から血を流している
そしてそこからヌメヌメとした何かが出てくる

今生まれたばかりのタマシイだ

女はノブナガにビショビショのタマシイを託して息絶えた

タマシイは成長して
リングの下に住み着いていたのだ

タマシイは語る

あったことをなかったことになんてできない
ミ・ライの村をなかったことにするなら
あなたたちの未来もないよ

そう言ってタマシイはリングの下に姿を隠す

世界は元のリングに戻っている
ケーブルテレビのスタッフたちも
他のレスラーたちもそれぞれの現実に戻っていく

「ユダヤ人の社長」って一体何者だったんだ

「確かなのは「ユダヤ人」じゃないってことね。悪事をたくらむ者がほんとのこというわけないじゃない」

みんなタマシイのことなど忘れてしまっている
ノブナガだけがタマシイのことを覚えていた

そうして、まだビショビショのタマシイをその手に握り締めていた
青年の純情がこのタマシイを育ててみようと思う・・とつぶやく

ゆっくりと両手をひらくノブナガ

その手の平には何もないけれど
ノブナガが受け取ったタマシイは存在していた

この記事に対するコメント

目を逸らせてはいけない事なのでしょうが、正視するには勇気が要ります。

本当に・・

わかります、yukarikoさん。平気で正視できるようにもなりたくないですよね。
平凡な毎日を送れる幸せを感謝しながらも・・もしかしたら・・
あそこに倒れている一人が自分や自分の家族だったら・・って思うと・・正視できなくても、知っておかなきゃいけないのかな・・って思えもします。こういうテーマをストレートに表現するって・・賛否両論あるでしょうが・・。私は大変なことだな・・っていつも尊敬してしまうんですよね・・。

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