フリーダム・ライターズ

  • 2007/12/02(日) 16:33:25

今年観たDVDの中で・・
もしかしたら、一番心に残る作品になるかもしれません

1994年ロス郊外のロングビーチにあるウィルソン高校に新人教師エリン・グルーウェルは赴任した・・

一人の若く情熱溢れる女性教師とその教え子たちの軌跡の実話

民族抗争が激化するロスにおいて

子どもたちもまた、抗争の只中にいた

満足な教育も受けられず・・ただ自分たちの命を守るためだけに生きる少年や少女・・

そんな彼等の前に現れたエリンは情熱と愛の全てを注いで生徒たちを育んでいく・・

http://www.fw-movie.jp/index2.html


こういう映画を観たあとには

映画っていいもんだな〜〜〜とあらためて思うわけですよ

派手なアクションや特撮もよいでしょう

でも映画の素晴らしさって・・
人間の心の奥底にある何かを気づかせてくれることなんじゃないかと思えるのですよね

舞台を観たあとの震える心と

優れた映画を観た後の思考する心と・・

違うようでいて、やはり似ている・・

日本という特殊な国にいて、他民族の抗争や事情を汲み取ることは難しいことかもしれないけど

学べるところは数多くあるはず

「人は変れる」

それには出会いを信じて受け入れていくことなのでしょう

情熱や愛は不可欠なもの

憎しみの連鎖よりも

より繊細で壊れやすいものだけど

大切に伝えていけば・・きっと「変化」は訪れる・・

そう信じさせてくれるような映画でしたね

優しい気持ちになりたい時には・・

是非・・お勧めしたい作品です



ラッキー・ナンバー・セブン

  • 2007/11/24(土) 14:17:40

原題は「Lucky Number Slevuin」なんですが

邦題はなぜか「ラッキーナンバーセブン」に・・

主役スレヴン役に私の大のお気に入り
ジョシュ・ハートネットですわん

ジュシュのファンの方にはたまらない作品でございます

共演者には

ブルース・ウィリス
モーガン・フリーマン
ルーシー・リュー

と・・

なかなかの豪華メンバーでございます

サスペンス映画としては
なかなか楽しめる内容の映画ですよ

ただね〜〜〜〜・・

見ている内に展開がわかってきてしまうのですわ

これは脚本が甘いのかしら?

最終的に

え?・・これだけなの?

という、ちょっと尻すぼみな印象を受けてしまいます

サスペンス映画なので内容についてはあえて触れません
こちらをご覧くださいまし
http://www.lucky-movie.jp/


これからDVDご覧になる方もおられるでしょうし・・

この映画はジョシュの魅力を堪能してくださいとしか言えないかしら?

ジュシュ・ハートネットを初めて見たのは

「パール・ハーバー」でした・・

当時売り出し中のベン・アフレック主演の大作に彼の親友役で登場しており、それを見て・・

最終的に残るのはベンじゃなくってこの子かもしれない・・って思いましたが

その勘は当たったようですわね

来年以降も続々と彼の主演映画が製作されておりますし・・

さて、そのうち何本が日本に来るでしょうか?

少なくとも木村拓哉くんと共演の作品は来るでしょうね?
(2008年公開予定?I Come With The Rain)

1978年生まれ29歳

現在のハリウッドは60年代生まれのスター達が牽引しているのは周知の通りですが・・

次代を担うのは彼等の年代ですわね

70年代生まれと言えば・・

マット・デイモン 70年
レオナルド・ディカプリオ 74年
オーランド・ブルーム 77年

それぞれ個性的じゃないですか

この中でも私はやはりジュシュがイチオシですわ!

188cmの長身ととびきりハンサムじゃないけど
どことなく品のある佇まい・・

演技者としては

これからドンドン力をつけていけばきっともっと存在感を増すと思われますわ

今作でも

ブルースに決してひけを取らない主役っぷりでしたわ

じっくりと自分の位置を確立していくタイプですわね

悪役をもっと見たいですわ〜〜〜

絶対ハマる!!

300(スリーハンドレッド)

  • 2007/11/23(金) 01:44:24

男くさい兵士の映画・・のはずですが

独特の映像美のおかげで実に美しい画像に仕上がっておりました

そう・・

これはまさに目で見る映画でございますわ

先日のオセローの吉田鋼太郎さんの肉体美に感歎していたら

次にこれですものね〜〜〜

筋肉賛美をするわけではございませんが

やはり鍛え上げた殿方の身体は美しいものですわ

中でも注目したのは若きスパルタの兵士アスティノス役の

トム・ウィズダム

この映画がデビュー作とのことですが

演技だけでなく美しい身体を十二分に生かした素晴らしい身体能力

彼の戦闘シーンはまさに舞踏のようでしたわ

イギリスのアカデミー・ドラマ・スクールで学び

数々の舞台経験を経てきているせいか

とてもデビュー作とは思えない堂々とした存在感でした

ストーリーはテレビCMどおりです(笑)

100万人のペルシャ軍を相手に300人で迎えうつという

ある意味荒唐無稽なお話ですわ

ペルシャ戦争の時のテルモピュライの戦いでの

スパルタの王・レオニダスの伝説ですわね

R−15指定で、殺して殺して殺しまくる映画なんですが

前述したように映像が実に絵画的なせいもあって

それほどえげつなく感じないのですわ

物語に引き込まれるか・・っていうとそういう類の映画ではないですね

これを舞台でやると実につまらないお話になると思いますわ

映像だからこそ、堪能できるものなのでしょうね

たった300人で100万人の敵と戦う・・などと・・

これを無謀と呼ばずして何と呼ぶ?

普通の神経ならばこんな戦をする方がアホですわ

どれほど善戦したとしても全滅するのは明白

それでもこの王のためならば死んで名誉と慕われた王

そして何よりも・・

王という身分でありながら

常に兵士の前に立ちはだかり、先陣を切るという姿勢・・

そして・・「兵士のためなら死ねる」と言い切れる見事なまでの正義への執念

こんな王が本当にいるのなら

女の私でも命をかけて守りたいと思うかもしれませんわ

しかしながら伝説はあくまでも伝説ですわ


もし、続編を作るとしたら

残された、王妃と息子のお話を見たいですわ

この王妃こそが英雄だったと私には見えました

知恵と勇気と愛と政治の意味を知る見事な女性でございました


さらば、我が愛〜覇王別姫〜

  • 2007/10/26(金) 17:36:53

本日は休みでしたので
「さらば、我が愛〜覇王別姫〜」をDVDで鑑賞

理由はというと、どうやら来年、この作品を
蜷川氏が少年隊の東山さん主演で上演するそうな・・

はて・・どんな作品?

と思って観たのですが・・

いやあ〜〜〜素晴らしいではありませんか〜〜〜〜!!

主演のレスリー・チャン、お美しい!

1920年代から70年代の中国、京劇の世界が舞台

京劇の女形、蝶衣の幼年時代から物語がはじまる

京劇の修行の厳しさ・・そこで芽生えた兄弟子・小樓への淡い恋心

やがて、成長した二人は京劇界きっての人気役者となっていた
成長してもなお、小樓を慕う蝶衣にくらべ小樓は遊廓の菊仙と結婚してしまう

二人の間に亀裂が生じる・・

苦悩する蝶衣をレスリー・チャンが気迫の演技で魅せてくれます

芝居に命をかけた蝶衣・・

時代がそんな彼を嘲笑うように激しい波に彼を飲み込む

太平洋戦争勃発・・

進撃する日本軍・・彼等の前でも変らず舞い続ける蝶衣

やがて、日本軍敗走・・

蝶衣は売国の罪に問われ、法廷へ・・・

からくも命を永らえた後も芝居への道を厳しい試練が待ち受けていた

文化大革命・・

蝶衣は自国の人民によって罪を断罪される

しかも共に捕らえられた小樓は命惜しさに蝶衣を裏切り
彼の罪を人民の前で並べ立てる

絶望に震える蝶衣は
彼の妻が女郎であったことを逆に断罪

菊仙は自害

更に時が流れ、

蝶衣はまだ舞台の上にいた
傍らには小樓がいる

その舞台の上で、蝶衣は自らの命を絶つ


正直中国近代史をよく理解していないので
この文化革命のくだりがどうもよくわからないのですよね

ただ・・時代によって文化が何度も瀕死の状態になりながらも
今日に根付いている・・その背景には
様々な役者たちの生き様や死に様が必ずあったはず

舞台に命をかける・・ということは
生き様にも命をかけることなのか・・と
蝶衣の生き様にそれを垣間見ることができるのです

蝶衣の美しさは外見の美しさではなく

自らの情熱と愛を命をかけて貫いたその生き様の美しさ

激しく鮮やかな極彩色の美しさ

日本の美とはそこが違うところ・・

外見を真似ることは問題なくできるのでしょうが

その激しさをさて、どこまで表現できるのでしょうか?

ちょっと興味出てまいりましたね〜〜〜〜


強き者、汝の名は女

  • 2007/09/20(木) 14:19:25

田中裕子主演
「火火(ひび)」


内容に関しては
上記公式サイトをご覧ください。

田中裕子さん!
素晴らしい演技です!

こんなすごい女優さんだったなんて知らなかった!

菩薩にも鬼にも見え
凄みがありながらもどこか悲しい儚さを見事に演じ
一瞬たりとも彼女の演技から目を離すことはできませんでした

また白血病と戦う息子の役を窪塚俊介くんが熱演されていました

公式のあらすじのとおり
女手一つで子ども二人を育てる清子の生活は極貧

そんな中で裕福な男性からプロポーズを受けるシーンが
特に印象に残っています

「全てを捨ててください。貧乏になってください。」

男に財産は全て捨てて身一つで自分と一緒になってほしい

こんなこと言えますか!

男は結局去ってしまいますが
すごい人だーーー!!

ハムレットの有名な台詞で
「弱きもの汝の名は女」

とありますが
とんでもない!
女の強さは命の炎を燃やす強さよ!(意味不明でごめんなさい)

宿し、育み、慈しみ

守るものを持った女は
本当に強い